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■ウェーブ W.H.A.M.! 1/5000 SDF-1マクロス■

ウェーブから発売された、ダイキャスト使用の塗装済み完成品アクションフィギュア。
完全変形の劇場版マクロスです。

定価15540円。

  

 

  

パッケージは一面に要塞艦、もう一面に強攻型がレイアウトされていて、なかなか良いセンス。


ところで、一応つっこんどいた方がいいのかなとも思うんですけど、

このシリーズの名称は、WAVE HIGH ADVANCED MODEL
略してW.H.A.M.!

・・・なんで最後に「!」つけた?
WHAM!て、やっぱりジョージ・マイケルとアンドリュー・リッジリーの、あのワム!のことだよねぇ。
えーっと・・・一体何がしたいの???
ギャグのつもり????

コトブキヤのスゴイといい、なんか最近中小メーカーでシリーズ名つける奴全員頭おかしいんじゃないか?


 

マクロス要塞艦

  

サイズは全長24cmとわりと小型のモデルですが、ダイキャスト使用の変形玩具としてまあスタンダードなサイズだと思います。

全塗装されていて、クオリティはかなり高いです。
最初、試作の写真を見たときはメタリックカラーのテカテカに凄く違和感があったんですけど、
実物は割りと落ち着いたメタリックの良い配色で、自分的にはこの色もありかなと。
光の乱反射がディテールの密度を高めてる感じだし。

プロポーションに関してははっきり言ってイマイチ。詳細は後述。

ディスプレイスタンドが付属していて、上下に角度を変えることができます。

 

  

 

  

 

  

後部エンジンブロックにダイキャストが多く使用されているので、重量バランスが後ろに片寄ってます。
で、艦首主砲の左右を固定するピンがゆるく、これを頼りに艦全体がギリギリのバランスで固定されている感じなので、
軽く触るだけで艦首がパカッと開いて、エンジンが下にずるっと落ちたりします。
もうちょっと確実に状態を維持させて欲しかった。

 

  

 

  

プロポーションに関しては少々疑問があります。
艦首主砲が艦体のセンターブロックを挟む所で、左右に大きく張り出しているのですが、
設定にはこんなに大きな段差はありません。
設定だとセンターブロックの内側に艦首主砲パーツがめり込む感じになっていて、アウトラインは艦体中央までもっとなだらかに続いていきます。

まあ、若干2次元の嘘が介在しているとは思うんですけど、はっきり言って劇中のプロポーションとはぜんぜん違う。
主砲はこれの1.5倍くらい幅が広くてもよかったと思う。

 

  

メインブリッジは塩ビ製。ここだけ造型がだるい感じ。

 

  

アームド1、2は軸接続で、分離させることも可能。

 

  

メインエンジンの周囲はなぜかディテールが少なく、つるつるで手抜きっぽいです。
他のサブエンジンの周囲みたいにもっと細かいディテールを入れて、ちゃんとスケール感を演出して欲しかった。

 

  

腕は、肩の部分は角度固定でロールのみ。
上腕に二箇所軸関節があり、アームド1、2を真横まで展開することが出来ます。

 

  

パースをつけて撮影。

 

  



 

アームド1 アームド2

  

左右対称のデザイン。

 

  

 

  



 

トランスフォーメーション

  

主砲射撃体勢(強攻型)へ完全変形。

ギミックは単純なんですが、細かい可動箇所が多くて手順もけっこう多いです。
特に肩ブロックの移動には付属の補助ツールを使って細かなロックを外したりだとか、
もう少しシンプルに出来なかったものかと思う部分もあり。

手順を簡単に書くと、主砲を左右に開いて背負い、胴体をクルリと回して折りたたみ、足を伸ばす。
ただそれだけなんですけどね。

 

  



 

マクロス強攻型

  

可動ですが、肩は要塞艦と同様に角度が固定で、斜めに開いている状態がデフォです。
股関節は横ロールのみで、前後可動はしません。
ヒザは内⇔外の横可動が可能なのですが、変形しやすくするための可動で、この形態では意味なし。
つま先は斜めに角度が付けられて、接地性は問題なし。

 

  

プロポーションですが、胴体と足の付け根が左右に離れていて大きな隙間が出来ているのがイマイチ。
胸ブロックの下から直接足が生えている構造で、しかもその部分にロールを仕込んでいるのが大きな隙間の原因。
ロール仕込むんだったらヒザでいいと思うんですけど。

 

  

艦橋アップ。

 

  

パースをつけて。

 

  

スタンドはアームを差し替えて強攻型もディスプレイ可能。
こちらも前後に角度を付けられます。

 

  

主砲発射体制に。
基部はクリック可動。

 

  

 

  

大きさ比較。ボリュームは超合金魂のバスターマシン1機分て所です。

以上。
メーカーオフィシャルの写真とかだとあまりプロポーションに違和感を感じなかったんですけど、
実物はなんかイマイチですねぇ。
要塞艦と強攻型、どちらを優先させるでもなく、どちらもしっくり来ないってのがなぁ。
ギミックも苦心の作だとは思うんですが、はたしてこれが正解なのかと考えると、
もっと他に上手い方法があったんじゃないかって気もしますし。

全体的に完全変形のしわ寄せがきちゃって、おかしな所が出てるようなので、
この程度のレベルの出来だったら、個人的にはプロポーション重視の差し替え変形でもよかった気がします。
値段はせいぜい9800円ですね。


 

おまけ

スーパーマクロス 超要塞艦

  

ヤマトは日精(株)という産業用機械メーカーからなぜか発売されているプラ製のディスプレイモデルです。
1575円でスケールは1/2000。
2.5mmのピンバイスでエンジン部に穴あけて接続してます。

 

  

アルカディアはフルタの食玩、20世紀漫画家コレクションから。
2002年に発売された塩ビ製の彩色フィギュアで、定価300円なり。スケールは不明。
こちらも2.5mmのピンバイスで後部の屋敷に穴あけて接続してます。


 

スーパーマクロス 超強攻型

  

無敵の超強攻型。
ヤマトはプラ製なので軽くて保持できるんですが、アルカディアは塩ビ製で重く、関節が負けます。

 

  

 

  

ちなみに元ネタはこちら