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■SRX VARIABLE BOX  R−1■

電撃ホビーマガジン&ボークス共同企画の受注生産アイテム、SRXの差し替え変形合体アクションフィギュアです。
お値段5万6000円なり。

とりあえず箱から。

  

輸送箱もデザインされていてカッコイイ。

 

  

ダンボールの中身。

 

  

箱の大きさはやまとの大型アイテム2個分くらいです。
取っ手が付いていて、なんとか片手で持ち運べるくらいの重さ。

箱の上に「ONLY ONE CLASH」(一撃必殺?)の文字が。

 

  

さらに箱の中身。
アイテムそれぞれのパッケージは、昔のファミコンソフトのデザインをモチーフにしているみたいです。
センスいいですね。

 

  

R−1の箱は、従来のスパロボOGフィギュアの小の箱と同サイズ。
一応、単品でも販売できそうな雰囲気です。


 

R−1

  

とりあえず第一印象ですが、基本色の白が濁った感じの汚いライトグレーで、個人的にこの色は好きじゃない。
カトキ氏のカラーイラストに近づけようとして失敗してる。

塗装も全体につや消し塗料が厚めに塗られていてもっさりしてるし、ディテールもつぶれ気味。
造型のシャープさは全く感じられません。

 

  

プロポーションですが、変です。

まず、股関節が身体の中心よりも前に出すぎていて、身体のラインがおかしい。
腰サイドアーマーの配置が上すぎで腹巻みたいになってるし、股間アーマーとの重なり方も設定と違う。
肩アーマーは大きすぎる。

要するに、設定画とは似ても似つかない別キャラになっています。

 

  

目はかなり奥に配置されていて細いので、下から見上げないとほとんど見えません。
口のラインが塗装されていないのでメリハリが無い。

 

  

コトブキヤプラスチックキットのR−1(右)と。
比べてみると形状の解釈が双方で全く違いますね。
プロポーションやディテールに関してはコトブキヤ版の方が設定に忠実です。

 

  

可動は、
首がボールジョイントで大きく動きますが、首後ろの装甲に干渉しまくります。
肩は軸可動で、腕は横に水平まで開きます。上腕はボールジョイント接続でロール可能。
肩のウイング基部は90度可動し、横にも回転。
ヒジはクリック入りの二重関節で180度近くまで曲がります。手首は軸回転。
腰は軸回転。
股関節はボールジョイントで、前には水平まで足を上げることが出来ますが、
開脚とロールはイマイチ。
ヒザはクリック入りの二重関節で180度近くまで曲がります。
足首はボールジョイントですが、接地は最悪。普通に素立ちさせた状態でも足の裏はちゃんと接地しません。

上半身は不満無く良く動くんですが、下半身はかなりイマイチ。
足の開脚とロールが狭いので、大きなポーズが決まらず、接地もしないからホントどうしようもない。

 

  

フル装備。
ブーステッド・ライフルは長すぎ。これじゃあライフルじゃなくてバズーカだよ。

ライフルの持ち手はグリップと一体成型で、横に回転するので取り回しはしやすいです。

 

  

スタンドはいつものではなく、新規の物。

 

  

 

  

手首は、左右の握り手、平手に、左のみ表情の付いた平手が付いています。

 

  

G・リボルヴァー。
腰に装備している物は取り外しが可能で、別に握り手と一体の保持用が付属しています。

 

  

G・リボルバーは塩ビ製で、若干変形が気になります。

つーかこれ、わざわざ2セット付属させなくても、持ち手と別に作ったほうがコスト安くなったと思うんですけどね。
なぜここまで武器と握り手一体成型にこだわるのか、よくわからん。

 

  

 

  

 

  

 

  

コールドメタルナイフは右手一体の一振りのみ付属。
右肩のウイング基部は差し替えてナイフ無しを再現。

しかし、収納状態と取り出した状態でグリップの色がぜんぜん違うのはどういう了見なんだろ。
色をわざわざ変える意味がわからん。

 

  

 

  

T−LINKナッコー

 

  

T−LINKソード

 

  

シュート!

 

  

R−WINGへの変形。

変形させるには、ここまで木っ端微塵のバラバラにする必要があります。
すごく作業的で、ぜんぜん楽しくない。
変形モデルならではの、形が変わるという驚きや感動みたいな物は、全く感じることが出来ませんでした。

それに、どう考えてもここは差し替えじゃなく可動でいけるだろ、ていう部分もいくつかあって、
なぜここまで差し替え変形にこだわるのか、さっぱり理解不能。

 

  

R−WING時専用パーツ。


 

R−WING

  

機体は薄くまとまってるのですが、足はもう少しどっしりと機体の上に乗っかっているほうが、
イメージに近かったかな。

各パーツはしっかりと固定されていて形状は安定しています。
ただ、可変翼は完全に固定で、ギミックも特にありません。

 

  

 

  

スタンドは角度固定で、やや右に傾いています。

 

  

 

  

 

  

 

  

コトブキヤプラモのR−WING(左)と。
この形態でもコトブキヤ版の方がプロポーション良いですねぇ。

コトブキヤよりも差し替えパーツが多くて、その分変形ギミックによる制限も少ないんだから、
ボークスの方が理想のプロポーションに近づけやすいはずなのに、なんで両形態ともコトブキヤに負けてるんだろう…。

 

  

ブーステッド・ライフルを取り付けないときはR-1時の穴の開いていないウイングを使用。


以上。

過去のスパロボOGフィギュアと比べても、あまりクオリティは高くありません。
プロポーションは設定とぜんぜん違う、塗装はもっさり、配色はイマイチ、可動は下半身が酷い、差し替え変形はしんどい。
可変機体なのに、動かして遊ぶ楽しさはほとんど感じられないです。

上にも書きましたけど、可動させて変形できるのに、あえて差し替えにしてあったり、
差し替えるためだけに、わざわざほぼ同形のパーツを2セット付けたりと、
なぜそんな選択をしたのか理解できない部分が多々あって、高い代金を支払った身にとっては、
どうにも納得がいかないです。

これの設計者は、動かして遊ぶ楽しさとか、変形の醍醐味なんかを全く理解していない気がします。