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■魂SPEC. SPTレイズナー/ニューレイズナー■

 

オープン価格とは。

公正取引委員会による取り決めで、15%以上の値引きが市場の 2/3以上で行われ、20%以上の値引きが1/2以上で行われている場合は
二重価格であり、これはダメということになった。
この基準に抵触しないよう、メーカーは値崩れの激しい製品に対して「オープン価格」を適用するようになる。

要するに、定価を決めてないから何割引か計算できないよね?じゃあ安くしても大丈夫だよねという姑息な戦法。

さらにメーカー側のメリットとしては、割引率を表示することが出来ないので、消費者に「安売りされている」という印象を与えず、
ブランドイメージの低下を防ぐことが出来たり、
小売店側も、通常は高い割引率を設定しているのに、そ知らぬふりをしてこっそりと割引率を低く設定し、
他の割引率の高い商品にまぎれさせて客を騙してぼったくることも可能。
(実際に大手量販店は軒並みこの商品の割引率を低く設定してます。ぼられないように注意)

というように、消費者側にとっては何のメリットも無いクソ方式です。

まあ、最近の玩具小売事情を見れば、15%引きくらいは当たり前になりつつあるので、
確かに二重価格問題に抵触してきています。
だから今後オープン価格商品が増えるのは仕方ないかもしれませんし、そのこと自体が大きな問題でもない。

問題なのは、消費者にばれないからってここぞとばかりに割引率を低く設定する量販店の汚いやり方。
まあ、ネット社会ですから少し調べればすぐに適正価格はわかるし、
結果的に高い店では売れないと思いますけど、
とりあえず、いつも安い店だからって安易にオープン価格の商品を買うのだけはやめたほうがいいですね。


 

  

てことで、メーカーが裏で発表している基準価格は9000円くらいみたいなので、
だいたい6000円代前半で買えれば、まあ安いほうかな。


 

素体

  

GFFのように外装を交換してレイズナーとニューレイズナーを再現する方式。
フレームにはダイキャストが多く使用されていてずっしりとした重量感があり、自立の安定性も高いです。

 

で、とりあえず設計ミスがありまして、

  

足のスネの装甲と、足フレームの横幅のサイズが合っていなくて、ちゃんと取り付けできません。
原因はスネ装甲の内側のフタのパーツの取り付けダボが長すぎるかなにかで、予定よりも内幅が狭くなっているため。
それで普通には取り付けできず、無理やりはめようとすると装甲パーツを横に押し広げる力が加わってやばい感じに変形してしまい、
さらに固定用の凸が機能しなくなるために、取り付け場所がさだまらず「なんとなくパーツが挟まってる」状態にしかなりません。

固定されていないので、足を持って動かすと装甲がずれてしまうし、
はめた状態だと常に嫌なテンションがかかっているので、いつ破損するとも限りません。

この件とりあえずバンダイに問い合わせ中です。


 

SPTレイズナー

  

まず、外装のほとんどがプラ製の成形色のままで、塗装箇所は少なく、
恐ろしくチープで安っぽいです。
外見は素組みのプラモにしか見えません。
こんなレベルの物が「魂」ブランドを名乗ることに憤りすら感じます。

プロポーションはひょろひょろしていて、設定画よりも劇中のイメージに近い感じ。

 

  

足首が小さいのだけは自分の好み。

 

  

エイジは別パーツです。
細かく塗装されていますが、足の先は省略されています。

 

  

コクピット。
コンソールパネルはやる気の無い造型。
コトブキヤのSUGOI版は同スケールながら細かく再現されていたのに、なんでバンダイにはそれが出来ないのか。

 

  

エイジを乗せた状態。
けっこうきつきつで狭そうです。

 

  

顔を正面から。
目は小さすぎるし形もイマイチ。
あと口の2本のヒゲも短すぎて変。

 

  

キャノピーの前側は接着されていないので、取り外すことも可能。(破損には注意)

 

  

個体差はあると思いますが、キャノピーの合いがイマイチです。
前側の取り付けダボを削って微調整するしかないか。

 

  

コトブキヤのSUGOI版(右)と比較。
SUGOIは全塗装でエッジもシャープ。パーツ単体だけを見ると圧倒的にSUGOIの方がクオリティ高いんですけど、
残念ながらプロポーションがなぁ…。

理想は魂スペックのギミックとプロポーション+SUGOIのクオリティなのですが。

 

  

レーザードライフルは大きすぎ。
劇中イメージの1.5倍くらいあります。
エネルギーパックは着脱式で、フォアグリップは前後に可動。

手首は握り手と持ち手のみで、平手は付いていません。

 

  

可動に関しては自由度が高く、ほぼ文句なし。
特に肩関節は大型のボールジョイントで見栄えは悪いんですけど、
ぐりぐり動いて、写真のように腕全体を上に持ち上げるようなポーズが決まりかなりカッコイイ。

不満点としては、股関節の取り付け軸がなぜか左右連動していて、
身体を持って片足を動かすと、同時に反対の足も動いてしまいます。これ結構イライラする。

 

  

ディスプレイスタンド。
どちらかというとこのアイテムの主役です。

 

  

発光&音声ギミックが内蔵されています。(単4電池2本使用で別売り)

左側の緑のボタン軍が効果音の選択と再生、右側の赤いボタン軍がレイの台詞の選択と再生です。
LEDは中央の2つ赤いランプのみで、緑のドームは発光しません。

まずメインの電源をオンにすると「ピポパポペポピポ…レディ」という音が流れて操作準備OK。

遊び方ですが、両サイドの2つのボタンで音声の送り、戻りを操作。1回押すごとに「ポパ」と鳴ります。
中央下寄りのボタンで、選択した音声を再生。

効果音は、
1.レーザードライフル射撃音 「プギュオォォォォーーン」
2.被弾音 「バンギキュギューン」
3.V-MAX発動音 「フシュシュオオオォォォーーーン、プキューーーン、シュオォーーン」
4.アラーム音 「ミ゛ーッミ゛ーッミ゛ーッミ゛ーッ」
5.カリキュレート音 「ピポパポペポピポ……ピポーポ」
6.バーニア音1 「ズシュオオォォーン」
7.バーニア音2 「フシュオォォーン」
8.拳銃射撃音 「バキューン」


レイ音声は
1.レディ
2.インフォメーションメッセージ
3.アラームメッセージ
4.アラームメッセージ レンジスリーニ エスピーティーキュウソクセッキン
5.アラームメッセージ エスピーティーサンキ レンジワンニシンニュウ
6.ターゲットホソク
7.ターゲットゲキハ
8.ネツダンハンノウ
9.キャクブヒダン
10.アラームメッセージ カイヒフノウ センセイコウゲキヲヨウス
11.ソクジテッタイセヨ
12.インフォメーションメッセージ エネルギーザンゾンリョウ コンマヨンサンギガカイザ
13.ターゲットノヘンコウヲヨウス
14.キョウブヒダン ソンショウリツ コンマサンゴ


以上に加えて、実は隠し音声も存在します。
以下ネタバレ白黒反転。


効果音8の拳銃発射音は、レイズナー本体の物ではなく、エイジが撃った拳銃の音。
なぜわざわざこんな音が入っているのか?

てことで、劇中を再現して、フォロンの存在を否定するコンピュータに向かって拳銃を2発連射すると、

レイ「コウドウリカイフノウ」

さらに

フォロン「マテ エイジ」
フォロン「ワガナハ フォロン」

としゃべります。


 

  

スタンドは本体の股間フレームに接続し、アームがフレキシブルに可動します。
前後傾斜はクリック入り。

 

  

横にも傾けられて、これくらい極端な角度でも問題なく飾ることが出来ます。

 

  

ナックルショット可動式。
取り付けダボが浅いのでやや外れやすいです。

 

  

カーフミサイルは取り外し可能、ウイングは可動式。

 

  

レーザードライフルはバックパックに取り付け可能。
クリアランスがギリギリで、腕は動かせません。

 

  

オプション装備のグレネードランチャー。
ギミックは特になし。

 

  

レイ! V−MAX発動!
すかさず音声1「レディ」と、効果音3を再生。

 

  

効果音3は連続押しで。

 

  

まだまだ押して

 

  

強制冷却
各部のハッチはパカパカすることなく、適度の保持力があります。
肩のハッチが開けにくい時は、裏から押し出す感じで。


 

ニューレイズナー

  

外装を換装して、番組ラストに登場したニューレイズナーに。

各部にボールジョイント接続のバーニアが増えたくらいで、基本的な仕様はレイズナーと変わらず。
スネの装甲が固定できないのも同じ。

 

  

 

  

 

  

 

  

手首のパイプが無くなったので、そこだけレイズナーより動かしやすくなってます。

 

  

V−MAX発動

 

  

 

  

強制冷却


以上。

はっきり言って、完成品フィギュアとしてのクオリティは低いです。
決して安いアイテムではないので、せめて青の装甲だけでも全塗装して欲しかったし、
それ以前にちゃんと組み立てられるのかくらいテストしなきゃダメでしょう。

なんか触っててトライ2くらいの試作品をいじらせてもらってるような感覚になりました。
「製品版ではここ直したほうがいいっすよ」みたいな。

可動はほぼ文句なしですが、プロポーションもちょっと微妙だし、
ほめられるのは、ディスプレイスタンドの音声ギミックだけですねぇ。
これだけは、楽しいっす。


 

おまけ

  

SUGOIのウイングユニットが無加工でそのまま取り付けられるのは、何かの冗談ですか?

 

  

ただの偶然にしては出来すぎな気もしますが。
バンダイ社内にコトブキヤの工作員が潜入してるとか?

 

  

当然、SUGOI版のグレネードランチャーもそのまま取り付け可能。
こちらの方が大きいし、きれいに塗装されていて質感がいいので、魂版はイラネ。